一人旅持ち物のポイント
今回は旅の持ち物について紹介します。必須の荷物については、前回の記事を参考にしてください。
私は一人旅のとき、両手が空くようにリュックを選んでいます。荷物を預けるためにホテルに立ち寄る手間が省けるので、時間を有効に使えるからです。旅の持ち物は人それぞれのこだわりがあると思うので、この記事を参考にしながら自分に合った持ち物を用意してみてください。
1. 消耗品は宿泊日数に合わせた量で
旅の荷物は、いかにかさばらないようにするかがポイントです。特に量を調整しやすい消耗品に注目してみましょう。
女性にとって、化粧品などは普段使っているものを使いたいですよね。ホテルのアメニティを使いたいけれど、肌が敏感だったり、化粧品にこだわりがある人は、やはり持参したほうが安心です。
最近では、ドラッグストアで1回分のシャンプーやトリートメントが売られていて、種類も豊富なので選ぶのも楽しいです。気になっていたブランドを試せるチャンスにもなります。
ただ、セットで100円ほどするので割高に感じることもあります。もし普段使っているものでなければ不安という方は、100円ショップで売っている小さなジップロックに詰め替えて持っていくと便利です。
化粧水や乳液も、100円ショップで買える小さな容器に詰め替えて使いましょう。美容液は鮮度を保つための容器が使われていることがあるので、そのまま持っていくのが良いです。
私は、化粧品を購入したときについてくるサンプルを旅で活用しています。意外とたくさん溜まっているものです。顔に使うのが不安な場合は、ボディ用に使ってみるといいですよ。
また、ヘアミルクやトリートメントもジップロックに詰め替えるとコンパクトに持ち運べます。ただし、見た目が似ているので、袋を分けたり、名前を書いたりして区別できるようにしておきましょう。
私は一度、流さないタイプのヘアミルクを乳液と間違えて顔に塗ったことがあります(笑)。コンタクトを外していたので気づかず、あとで乳液が残っていたのを見つけて、匂いを嗅いでやっと気づきました。
2. なくても大丈夫、でもあると安心
私は旅に出るときは、なるべく荷物を少なくするようにしていますが、「これがあれば安心」というものは持っていくようにしています。
例えば、歯ブラシ。ホテルによっては置いていない場合もあるので、事前に公式サイトで確認しましょう。また、備え付けの歯磨き粉では磨いた気がしないので、私はいつも歯ブラシセットを持参しています。移動時間が長いと朝しか磨けず、食べ物によっては口臭が気になることも。そんなとき、持っていれば途中で磨けて快適です。
手指消毒スプレーもおすすめです。手洗い場がない場所も意外と多く、食べ歩きをするときや、ふと何かを食べたくなったタイミングでとても便利です。私は気になるのでいつも持ち歩いています。
ティッシュもほぼ必須アイテム。トイレットペーパーがなかった、なんてことも稀にあるので備えておきましょう。
また、パックもぜひ持って行ってほしいです。ホテルではゆっくり過ごせる時間があるので、普段できないようなフェイスパックやボディマッサージで自分を癒すのもいいですよ。
3. 衣服はコンパクトにまとめる
衣服はかさばりやすいので、最小限に抑えて圧縮袋を使って小さくまとめましょう。
もし自宅に、着なくなった服や下着があるなら、旅先で使って処分するのもひとつの方法です。「もったいないから捨てられない」「いつか着るかも」と保管しているものを活用すれば、帰りの荷物も減らせて一石二鳥です。中身が見えないように、黒い袋なども一緒に持っていくと安心です。
また、事前に天気予報を確認して、体調を崩さないような服装を選びましょう。
4. 電子マネーは事前にチャージしておく
意外と見落としがちなのが、電子マネーの残高チェックです。
地方ではバス移動が多くなるため、交通系ICカードを駅などで事前にチャージしておくとスムーズです。電子決済を使えばポイントが貯まることもあるので、お得感もあります。
移動費は意外と高くつくことも。基本は電車やバスを使いたいですが、場所によってはタクシーを使わざるを得ないこともあるので、ポイントが貯まる決済方法を活用するのもおすすめです。
ある程度、交通費の目安を調べてからチャージしておくと安心です。
ちなみに、JREポイントはSuicaにチャージでき、そのままICカードとして使えます。ぜひ活用してみてください。
5. 旅をもっと楽しくするために
一人旅は、新しい発見や感動との出会いがあり、自分を癒す時間にもなります。たっぷり自分と向き合う時間があり、心に余裕を与えてくれます。
私はスケジュールを詰めがちなので、荷物は最小限に抑えていますが、少しでも自分を甘やかすアイテムを持っていくようにしています。例えば本やお菓子など。時間があるときに読書をしたり、好きなお菓子を食べたりすることで、ほんの少しですが自分の気分を高めることができます。
旅では「こうしなきゃ」と思わず、自分のペースで自由に行動することが大切です。
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