初めての一人旅 in 福島|歴史と自然、文化に触れる2日間の旅

地域別

1. アクセス良好!福島を旅のスタートに選んだ理由

福島を一人旅に選んだきっかけと行きやすさ

福島は東北の中でもアクセスしやすい場所にあるため、初めての方にはぴったりです。

私は福島の歴史に興味があり、以前から訪れたい場所のひとつでした。今回は1泊2日の一人旅です。同じ職場の後輩の地元が福島で、彼女が車で帰省するタイミングで一緒に連れて行ってもらいました!新幹線でも数時間で到着するので、短いスケジュールでも充実した旅が可能です。

2. 歴史情緒たっぷりの会津若松と大内宿を巡る1日目

赤べこに出迎えられて/茅葺き屋根の町・大内宿を歩く

まずは会津若松駅へ。さっそく記念スタンプがあったので、思い出として押してきました。

会津といえば「赤べこ」ですね。駅では大きな赤べこがお出迎えしてくれており、記念撮影をしました。

その後は大内宿へ向かいます。鉄道の本数が少ないので、往復の時間はあらかじめ決めておくと安心です。

会津若松駅で西若松⇄湯野上温泉の往復切符を購入しましょう。片道約30分ほどです。

湯野上温泉から大内宿までは、無料送迎バスかタクシーでの移動になります。私は無料送迎バスを利用しました。

大内宿は、江戸時代から続く茅葺き屋根の民家が街道沿いに建ち並ぶ、歴史ある町並みです。

守り継がれてきた景観は素晴らしく、感動しました。

名物の「ねぎそば」もいただきましたが、ねぎがとても辛くて、辛いものが苦手な私にはちょっとした訓練でした(笑)

10月に訪れたので天候もちょうど良く、快適に過ごせました。

見晴台に登って眺める大内宿の景色はとても美しかったです。

この歴史と景観を守るためにも、マナーを守って観光したいですね。

帰りの列車を待っている間、湯野上温泉駅にある足湯で一息。大自然の中で足湯に浸かる時間は、まさに癒しのひとときでした。

3. 不思議建築「さざえ堂」と福島名物あわまんじゅう

一方通行の建物探訪/名物スイーツとの出会い

再び会津若松駅へ戻り、「まちなか周遊バス」に乗車。一日フリー乗車券は大人600円。

市内は基本的にバスでの移動になるので、移動が多い場合はこの乗車券を購入しておくと便利です。

「飯盛山下」で下車し、「さざえ堂」へ。

途中の「飯盛山仲見世通り」にある「小池菓子店」では、福島名物の「あわまんじゅう」を購入。

初めての食感で、シュワシュワと口の中で溶けていくような感覚でした。とても美味しくて、二つ買っておけばよかったと少し後悔しました。

一休みの後は坂を登りますが、かなり急な坂なので息切れに注意です。

坂の上にある「さざえ堂」は国の重要文化財。

上りと下りが一方通行になっていて、他の人とすれ違うことなく進めるという、日本唯一・世界でも類を見ない建築です。不思議で面白かったです。

4. レトロな七日町で赤べこ探しと伝統工芸体験

赤べこガチャ&マグネット/日常に彩りを添える会津本郷焼

再びバスで「七日町」へ向かいます。

町並みがきれいで、至る所に赤べこが飾られています。名産品を扱うお店も多く、観光には最適な場所です。

ここで赤べこのガチャガチャを回し、可愛いマグネットをゲットしました!

福島の伝統工芸品「会津本郷焼」は、美しい陶器が揃っています。私は日常使いしやすい箸と箸置きを購入しました。

少し高価な箸にすることで、食事がより楽しくなりました。壊れにくく、長く使えるのも魅力です。

夕食は「めでたいや」で、会津名物「ソースカツ丼」をいただきました。意外にも会津ではソースカツ丼が有名なんです。

中華そばとのセットを注文しましたが、濃いめの味付けでとても美味しく、ボリュームも満点でした。

6. ホテルニューパレス宿泊レポ|立地抜群&おもてなし満点

野口英世青春通りに佇む快適ステイ

宿は「ホテルニューパレス」。会津出身の野口英世に由来する「野口英世青春通り」にあります。

館内も清潔で、ウェルカムドリンクやお菓子のサービスも。

「スイーツデリコーナー」では食事やテイクアウトができます。

客室タイプも豊富で、一人旅以外でも利用しやすいホテルです。

素泊まりで一泊4,500円〜。市内中心部にあるため、移動の拠点としても便利です。

7. 野口英世青春館と囲炉裏で楽しむ味噌田楽

歴史を学ぶひととき/炭火で味わう郷土の味

ホテルの目の前にある「野口英世青春館」へ。1階はカフェ、2階が資料館になっています。今回は資料館のみ訪れました。

野口英世の人生や使用していた道具など、さまざまな展示がありました。

その後、徒歩で昼食に「満田屋」へ。囲炉裏で焼いた練り物や餅など、会津の郷土料理「味噌田楽」が楽しめます。

おすすめは「しんごろう餅」「里芋」「つくね」。味噌の風味が新鮮で、炭火で焼いて食べるとさらに美味しかったです。

8. 威風堂々!鶴ヶ城で歴史に触れる

城から見渡す会津/再びのあわまんじゅう

そしてメインの「鶴ヶ城」へ!歴史に詳しくなくても、その存在感には圧倒されます。

城内は資料館になっており、上階からは会津の街並みを一望できます。

城のふもとには再び「小池菓子店」があり、ここでもあわまんじゅうを発見!

できたてを食べましたが、賞味期限が短めだったような記憶があります。お土産には早めの消費をおすすめします。

9. 災害の記憶を伝える福島県立博物館へ

企画展で見た記録/「当たり前」への感謝

さらに隣接する「福島県立博物館」では、ちょうど「伝える 災害の記録」という企画展が開催されていました。

大正時代から現代にかけての災害の記録が網羅され、東日本大震災の被害も展示されていました。

私は直接的な被害は受けていませんが、当たり前のように感じていた日常がどれほど尊いものか、改めて実感しました。

10. 一人旅だからこそ得られる、心に残る出会いと気づき

自分の経験が自分を作る旅/次の旅への希望

以上で、一人旅 in 福島は終了です。

一人旅はその土地の歴史や文化に直接触れることができ、学びにもなり、視野が広がります。

今はネットで簡単に情報を得られますが、実際に自分の足で現地に行ってみると、思っていた以上の体験が得られます。

見て、聞いて、感じることで心が動く。日本人として生まれてきたからこそ、日本を知りたい。

国内でも地域ごとに歴史や文化が異なり、まるで違う国を旅しているかのような感覚になることもあります。

「日本の良さって、こんなにたくさんあるんだ」と改めて実感でき、もっと色々な場所を見てみたくなりました。

「死ぬときは一人」とよく言いますが、その通りで、最後に残るのは自分の経験や価値観です。

少しでも多くの新しい体験をして、それが自分の糧となり、成長につながればいいなと思っています。

みなさんも、自分だけの「形成の旅」をしてみませんか?

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